ビタミンCエチル

ビタミンCとは、・・・なぜからだに良いのか?

●ビタミンCの働き
ビタミンCには、どんな作用があるのでしょうか?

◆活性酸素の攻撃から細胞を守る
激しいスポーツなどによって、体内に大量に発生する活性酸素は細胞膜を傷つけ、筋肉疲労や炎症を引き起こします。この傷ついた細胞からはCPK、LDHなどのエネルギー代謝に必要な酵素が流出して、筋機能の低下原因となります。筋肉疲労は、気づかないうちに蓄積して、思わぬトラブルの原因になりかねません。この活性酸素の働きを抑制する代表的な抗酸化物質がビタミンCです。
ビタミンCには炎症を抑える働きがあり、重要な役割を演じています。

◆コラーゲンの合成に不可欠なビタミン
コラーゲンは動物組織の支持や補強、結合などの役割を担う重要なタンパク質です。からだの全タンパク質の約1/3、皮膚の70%はコラーゲンであるといわれています。このコラーゲンを体内で合成する酵素はビタミンCが無いと働きません。ビタミンCが不足するとコラーゲンが豊富にあるべき皮膚に重大なトラブルが起きるわけです。

◆メラニンの生成を阻止する
紫外線は皮膚組織において活性酸素の発生を促進しており、20歳以降、紫外線照射によって生じるメラニン色素の沈着は紫外線障害による老化の一種であると考えられています。ビタミンCはメラニンの生成を阻害するだけでなく、すでに生成されたメラニン色素を無色化する作用も併せ持っています。

ビタミンCエチルの特徴

●欠点を克服し、ビタミンCの働きを最大限に発揮
ビタミンCには多様な生理活性がありますが、様々な原因で目的の部位に到達する前に活性を失ってしまい、十分な効果を発揮できない場合が多いのです。その欠点を克服し安定かつ安全で皮膚への吸収の良い抗酸化物質として「ビタミンCエチル」は開発され、ビタミンCのもつ働きを最大限に発揮することに成功しました。

●安定・安全
従来のビタミンCは、熱や酸化に対して極めて弱く、化粧品に配合すると経時的に変色する等の問題があります。これに対してビタミンCエチルは、ビタミンCの構造上の不安定要因を解消し、なおかつ生体内でビタミンCに代謝されるため、安定で安全です。
また、ビタミンCエチルの安全性は、さまざまな安全性試験によっても確認されています。

●皮膚から吸収されやすい
従来のビタミンCはその不安定さのために、皮膚に塗布してもほとんど吸収されず活性を失ってしまいます。ビタミンCエチルは、皮膚から吸収され、表皮を浸透して真皮にまで到達し


ビタミンCエチルは、日本ハイポックスが研究開発し、日本で初めて化粧品(1999年)および医薬部外品(2004年)の原料として厚生労働省にて承認取得した安定型ビタミンC誘導体です。

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